ル・コルビュジエって何?世界遺産の凄さ分からないから調べるの巻!

2016年も日本の世界遺産登録が発表されました!登録されたのは東京、上野にある「国立西洋美術館」の建物。これにより日本の登録数は??だそうです。すごいですね~。しかし、なんで近代的な建物である「国立西洋美術館」が登録されたでしょうか?そして世界遺産登録で話題となっている「ル・コルビュジエ」って何?

こんな無知な私はル・コルビュジエについて調べまくりました。

◆ル・コルビジェがわかった!!
ル・コルビジェは建築家の方でした(そこからか!)。そしてこの方なんだかすごい人のようです。「近代建築の三大巨匠」と言われ、近代建築において知らない人がいない人物だったのです!!そして今回の世界遺産登録ではル・コルビジェが設計した世界各地にある建物をまとめて世界遺産に登録したそうです。その中に日本の「国立西洋美術館」も含まれています。

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http://archiobjects.org/le-corbusier-mistakes/
※ル・コルビジェ(Le Corbusier)
実はこの名前「ル・コルビジェ」は本名ではありません。ペンネームだそうです。本名はシャルル・エドゥアール・ジャンヌレ(Charles Edouard Jeanneret)。生まれはスイスで、その後パリやベルリンへ行き、多くを学んだそうです。その後、近代建築の巨匠へとなっていくのです!!


◆「国立西洋美術館」の何がすごいの?
ル・コルビジェの凄さを理解しようと、国立西洋美術館を見てみましたが何がすごいのか?建築に無知な私は、建物を見てもわかりませんでした。美的センスも何もないので、デザインのここがいいんだよとか言われてもよくわかりません。。。

だって「国立西洋美術館」を見ても、普通の現代的な建物だな~。っと思う程度でしたし逆に「東京国立博物館」などの方が、かっこいいんじゃないかなっと何となく思っていました。
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https://ja.wikipedia.org/


◆ル・コルビジェって凄かった!
いろいろ調べていたらすごい事実を発見したのです!!美的センスがなくてもわかる特徴があったのです。国立西洋博物館からコルビジェの凄さをまとめてみました。

・水平な建物(三角屋根などではなく水平な建物が特徴)
・1階部分は、柱が建って空間ができている。
・実は内部にも特徴が!!


現代の建築に多くある特徴のような気がしますが、そこがポイントだったのです!!


◆こんな建物は世界初!!
ル・コルビュジエの建物は、外観的にはシンプルで近代的な印象です。現代ではよく見かけるパターンなのかもしれませんが、これまでの人間の生活の中ではこういったデザイン、構造の建築はなかったそうです!!いや~知らなかったな~。

それは水平な建物や1階に柱が立って空間ができている部分など、ル・コルビュジエが考えだしたものだったのです(驚き!!)。


◆ル・コルビュジエの「近代建築の5原則」
よく考えてみてください。古代から続く人が作る建物は、レンガ造りや石造り、特にヨーロッパではそのような建てもの作りでした。

そのため構造的に家などでも屋根は三角屋根であったり、また部屋を囲うように4面に壁はきっちり配置しないと行けなかったりと制限がありました。

そして1926年にル・コルビュジエは「近代建築の5原則」を提唱しました。ル・コルビュジエの「近代建築の5原則」では、そういった制限からの解放がされていたのです。
・ピロティ(1階の空間部分。柱が立ち建物が浮いているように空間をあけています。)
・屋上庭園
・自由な平面
・横長の窓(水平連続窓)
・自由な正面(ファザード)


この「近代建築の5原則」を実現していくのが、「国立西洋博物館」などル・コルビュジエの建築の特徴で、これまでにはなかった自由な建築となっているのだと思います。

ちなみにこういった建築が実現できるようになった要因としては鉄筋コンクリートなどの建築技術やガラスなどの技術革新があったようです。だから当時の最先端の技術をいかに、うまく使うのかを建築家たちが競い合っていた時代だったのかもしれません。

そしてそれは、現在の建築の基礎で、また現代の建築にも勝る部分が詰め込まら得ています。
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http://www.fondationlecorbusier.fr/


◆自由な空間づくりは室内にも影響
先ほど、説明したように5つの原則では、建物を自由に作ることができます。これにより内部構造も自由な設計が可能となったのようなのです!

国立西洋美術館でも自由な内部構造があります。その代表的なキーワードが「建築的プロムナード」というものです。この「建築的プロムナード」は、建物の中の部屋と部屋を意味を持って繋ぐという事のようです。人が玄関から入って、廊下や部屋を移動する中での人の視線を意識した作りだそうです。

その中で、スロープや窓、自然光(太陽光)などを利用し、人にとって心地よい移動となるような感動を与えてつつ、機能性も兼ねているのです。「国立西洋美術館」でもこの考えは現れていて例えば、らせん状に作られた特徴的な展示室は展示の数などによって拡張・縮小も可能という、斬新な美術館を作っています。ここでも流れるように、自然と順番にめぐりやすい機能があったのです。

う~ん、考えられていますね。人が移動することを前提にした建物設計というわけですね。それが「建築的プロムナード」ということでしょうか。



◆ポイントを押さえて再訪問!!
建築素人の私にはまだまだ「ル・コルビュジエ」への理解が足りませんが、今回紹介した「近代建築の5原則」、「建築的プロムナード」を意識して、「ル・コルビュジエ」を見ることで、凄さを感じることができるのではないでしょうか。

ちなみに三大巨匠は他に「フランク・ロイド・ライト」「ミース・ファン・デル・ローエ」という方もいらっしゃるので、「ル・コルビュジエ」さんと共に、3大巨匠を比較してみることでより分かりやすくなるかもしれません。まずは、もう一度このポイントを押さえつつ「国立西洋美術館」へ出かけたいと思います!反省!!

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Casa BRUTUS特別編集 最新版 建築家ル・コルビュジエの教科書。 [ マガジンハウス ]


<参考>
・「ル・コルビュジエ財団」http://www.fondationlecorbusier.fr/corbuweb/morpheus.aspx?sysId=11&sysLanguage=en-en
https://www.city.taito.lg.jp/sekaiisan/index.html
http://www.mmm-ginza.org/museum/serialize/backnumber/1101/museum01-03.html

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