大麻タウン
アメリカ・カリフォルニアといえば、大麻が合法化されている州として知られています。そしてカリフォルニアは、医療用の大麻だけでなく、個人所有として医療用意が、娯楽としての仕様も許可されている州のひとつなのです。
大麻製造業社のAMERICAN GREENという企業が、カリフォルニアの廃墟となった街、「ニプトン(Nipton)」を買い取ったというのです。
⇒「AMERICAN GREEN」の最新情報は企業サイトをチェックです。
https://americangreen.com/
この二プトンという町はそれ以前にも太陽光発電業者に一部売却され、太陽光パネルが設置されている場所としても有名なようです。
そんな二プトンの街は、500万ドルで購入されたとのこと。
500万ドル、5億5000万円(1ドル110円)ということになるので、廃墟となった街っというのは、高いような安いような感じですね。
ちなみに先ほども書いたように太陽光なども設置されているこの二プトンは、砂漠を体験する場所として二プトンの町は営業されていたりします。
今後は、大麻タウンとしての注目のほうが高まるかもしれません。
⇒二プトンに泊まりたい人はこちら
http://www.nipton.com/
この二プトンという場所は、もともとゴールドラッシュ時にも活躍した街なので、交通の便もよく、この拠点は、グリーンラッシュ(ゴールドラッシュにかけてそう言われている)の大きな拠点となると、期待が高まっているそうです。
大麻には、娯楽、医療用として今後どのような展開をしていくのか、アメリカがさまざまな事例を作ってくれるような気がしますので注目ですね。
※参照:https://www.forbes.com/sites/janetwburns/2017/08/04/a-tiny-california-town-may-become-the-eco-friendly-epcot-of-cannabis/#4741eb287728
アメリカはすべてが大麻合法ではない
さてさて、アメリカで大麻によるグリーンラッシュとなり、産業としても注目されていることは、説明しましたが、実は、アメリカ全土で合法となっているわけではありません。
大きく分けると3つの種類があります。
・医療用大麻
・カンナビジオール(CBD)
・娯楽用大麻
それぞれに法整備がされていて、アメリカといっても州により考え方が違うのです。
こちらの「governing.com」サイトから引用した図では、医療用大麻と娯楽用大麻の法律がある州がわかりやすく乗っていますので、ぜひ参照ください。

(http://www.governing.com/gov-data/state-marijuana-laws-map-medical-recreational.html)
意外というべきか、いまだ大麻を合法としていない州があることがわかります。
アメリカは大麻なんて合法だよ。なんで医療用がだめなんだ~。
なんて言っている人もよく見かけますが、それは大麻が合法だった州から来た人の見解であり、非合法である州がまだ多数存在しているのです。
少し古いかもしれませんが2017年3月の情報で、50州のうち、21の州でまだ合法化はされていません。
4割がまだ大麻非合法だったのです!医療用もですよ。
大麻推奨はの人たちは、さも海外でも当たり前のように利用されてるという言い方をしますが、ちょっと違うかなっと思います。アメリカでもこれだけ違いがあるという、この事実はしっかりと認識する必要があります。
しかし4割という事実はあるものの、アメリカ全体で、合法へ向かっているということも事実でもあります。グリーンラッシュと呼ばれるぐらいですから。これも事実です。
カンナビジオール(CBD)とは?

(http://www.medicalmarijuanainc.com/what-is-cbd-hemp-oil/)
ちなみにですが、この医療用大麻とは違う、カンナビジオール(CBD)というのがあります。この成分は大麻から抽出されるもので、医療用大麻が合法となっていない州でも合法的に、CBDの販売または製造を許可する州というのがあり、広がりを見せています。
このカンナビジオール(CBD)というのは「てんかん治療」や「精神疾患」に有効で、さらには「がんの抑制」にもなるのではと話題となっている成分で、抗酸化作用にも注目され、一般的にはサプリメントなどとしてスーパーフード的な扱いで広く使用されているようです。またCBDは、そのような良い作用がありながら、それでいて向精神がなく、副作用も少ないということからも注目を集めています。
ちなみに日本ではこの成分に対しては規制はなく、健康食品レベルで扱われています。しかし言うまでもなくこれを抽出しようとすると、大麻を扱うわけなので、許可が難しいことはいうまでもありません。基本的には個人輸入という手段になるかと思います。
※気になる方は「CBDオイル」と検索してみてください。輸入販売業者がたくさん検索に引っ掛かります。
※以下のサイトでは、合法的なCBDオイルが輸入できるようでした。
⇒https://healthytokyo.com/cbd-oil-japan/
大麻といってもその法律のレベルも様々でした、よく言われる、たばこよりも安全だからすぐにでも大麻を合法に使用っというのは、ちょっと飛びすぎた論理なのかなっというのが、アメリカの州による法整備の違いを見てみても、感じるのではないでしょうか。
アメリカの動向を見つつ、日本でも議論が高まるのだろうと思います。
それでは、またさまざまなニュースをお届けできればと思っております。
皆さん良い夏休みを!!