アンチホームレス対策が大問題!イギリスで行われた対策に論争が巻き起こる!!

先進国が豊であってもホームレスはいます。そんなホームレスに対して支援活動はすることがあっても、無暗に攻撃を行う事はありません。しかしイギリスで取られた対策は露骨な排除方法だったのです。その方法に論争が巻き起こったそうです。

アンチホームレス対策


イングランドのリバプールといえば、フットボールでも有名でよね。その中心地にあるイングランド銀行で、このアンチホームレス対策が行われました。

ホームレスですから、家はありません。
たとえば日本で見かけるホームレスの方は、高架下や橋の下など雨がしのげる場所で、寝ているのをよく見かけるかと思います。
イギリスでも同じように雨がしのげる場所として、建物の軒下で寝るということがあるようです。しかし今回取られたアンチホームレス対策では、その寝る行為が許されなかったのです。

当然、不法に占拠しています。そして銀行としてのイメージもよくないのかもしれません。また汚されてしまうという心配もあったのかもしれません。どこまでを考えていたのかは、はっきりとしませんが、とにかくアンチホームレス対策が行われました。

そのアンチホームレス対策とは「スロープ」の設置です!!
まずは画像を見てください。
イングランド銀行のスロープ.jpg
http://www.liverpoolecho.co.uk/

ちなみにスロープにあるシミのようなものは、油だそうです。すべるように油が塗られていたようです。ここまでする必要があったのかと、少し思ってしまいます。


場所がなくなったホームレスの人はどうしたのか?


単純ですが、とても効果的です。斜めになったこのスロープでは、寝るどころではありません。
もしこの場所で寝るとしても、転がり落ち下の道で寝ることになり、軒下には入れません。雨がしのげないです。これがイングランド銀行が行ったアンチホームレス対策です。

この場所には二人のホームレスがいました。この二人の主張によると、この場所ではこれまでにトラブルも起こらず、それに掃除もしていたと。また銀行がオープンする時間には、警察にも言われて場所を離れるのだそうです。
ホームレスの二人.jpg

その後、ホームレスの人はどうしたのでしょうか?
アンチホームレス対策がされましたが、この付近を数か月たっても動かないそうです。そして現在は、彼らを支援しようとする人たちによる募金によりテントを手に入れて路地で寝ているそうです。


注目により一部撤去へ


ニュースメディアで、多く取り上げられたこともあり、この話題は論争の的です。そしてこのアンチホームレス対策のスロープは一部取り払われることとなったそうです。しかし全部ではありません。この中途半端な対応は意味があったのか?あの階段下段の部分で雨はしのげるのか?疑問です。
イングランド銀行のスロープ一部解体.jpg

ホームレスの方はどこかに宿を求めなければなりません。また汚されるなど経験があれば、それを迷惑だと感じるのもわかります。しかしここまでの対策が必要であったのかは疑問です。日本よりもイギリスの方がボランティア精神は高いと思っています。そのような国でこの露骨な対策は、火に油を注ぐような行為であったのではと思ってしまいます。

何となくですが、日本でも同じような安直な行動が起こるのではと感じてしまうニュースだと思ってしまいました。それではまた海外の気になるニュースもお伝えできればと思っていまります。

via:http://www.liverpoolecho.co.uk/news/liverpool-news/rough-sleepers-nowhere-go-anti-12233903